産業交流展2017とは?

産業交流展2017とは? 出展を成功させるには?

2017年の産業交流展が開催

 産業交流展2017 が開催されます。
 
 会期は2017年11月15日(水)~17日(金)です。

 開催場所は例年どおり、東京ビッグサイト(西 1・3・4 ホール)です。

 開催時間は、10:00 ~ 18:00(最終日のみ17:00終了)です。


産業交流展とは?

産業交流展2017


 産業交流展とは、主に首都圏(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)に事業所を有する中小企業の優れた技術や製品を一堂に展示し、販路拡大、企業間連携の実現、情報収集・交換などのビジネスチャンスを提供することを目的に開催されている展示会です。
 中小企業による国内最大級のトレードショーです。

 東京都経営革新優秀賞表彰式などが行われ、東京都から経営革新計画の承認を得た企業も毎年、出展しています。
 開催初日には、東京都知事が視察に来ることが恒例となっています。(今年はこのままですと小池都知事でしょうか・・・?)
 
 なお、産業交流展2017につきましては、2017年6月1日に出展申込みの受付が開始され、7月21日に締め切られました。
 平成30年(2018年)の産業交流展、すなわち「産業交流展2018」への出展にご関心のある方は、こういう時期だと認識しておかれるといいでしょう。


 出展料の概要は以下のとおりです。東京都が主催するものですので、民間企業が運営する展示会に比べますととても安価です。(半面、客層はマチマチとなりますので費用対効果がいいとは言えない場合がります)

・中小企業者・団体(小規模企業者・団体を除く)
 75,600円(税込) / 1小間(約9m2)

・小規模企業者・団体
 54,000円(税込) / 1小間(約9m2)

※出展案内(開催事務局Webサイト)
 

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産業交流展の出展対象

産業交流展の出展分野


 産業交流展の出展社となれるのは、首都圏(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)に事業所を有し、以下のいずれかの分野に属する中小企業・団体などです。

 対象分野:①情報、②環境、③医療・福祉、④機械・金属

 この規定は、柔軟に運用されているようです。実際には、これ以外の分野と思われる事業を行っている中小企業や団体も産業交流展の出展社となっています。

 →出展者検索画面(開催事務局Webサイト)

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新価値創造展2017が同時開催されます

産業交流展 新価値創造展も同時開催


 産業交流展の主催者は実質的には東京都です。
 このため、出展者の多くは東京都の中小企業です。

 産業交流展は、全国の中小企業のための展示会である、新価値創造展中小企業総合展と同時開催されるのが通例となっています。
 今年も、産業交流展2017新価値創造展2017が同時開催されます。
 ただし、今回は新価値創造展の会場は東京ビッグサイトの「東ホール」となっていますので、両方を見学するには少々不便ですが。

 新価値創造展の主催者は、中小機構(中小企業基盤整備機構)です。

 なお、昨年(2016年)の産業交流展では、「ビジネスフロンティアフェア」も同時開催されました。

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産業交流展でビジネスマッチングを行いました

 産業交流展の2013年、2014年、2015年の開催の際には、産学連携学会がビジネスマッチングデスクを務めました。
 私は産学連携学会において、本件の主担当となりましたので、この3回のときは丸3日間の開催日でフルにビジネスマッチングデスクを担当しました。

産業交流展 ビジネスマッチング


 通常は、相談に来られた方に企業等を紹介して、その役目は終了します。

 しかし、2015年のときは、産学連携のマッチングを成立させることができ、その後のフォローアップにもつながるものとなりました。


 
 ちょうど、当時私が専門委員としてお手伝いしていた、経産省の「(大学発)シーズ発掘調査事業」で挙がっていた大学のシーズ技術との相性の良さそうな企業の方がご相談に現れたからでした。

 当事業における専門委員の役割は、シーズ技術の評価がメインで、マッチングは金融機関(信用金庫)が行うという仕組みのものでした。まさか、私自身がマッチングまでお手伝いすることになるとは思いもよりませんでした。

 トントン拍子で共同研究が開始され、現在も続いています。そして私も本プロジェクトの支援を続けております。

 これが、東京都市大学様などとの「プラズマACTYコンソーシアム」に発展しています。

 今年の産業交流展の運営会社を決めるための入札が行われた頃に、入札に参加される予定の企業の方からご連絡を頂きました。
 落札できたらまたビジネスマッチングデスクの支援をして欲しいというお話でした。
 しかし残念ながら、今回は他の企業様が落札したとのことでした。
 より良い企画を提案しようと思っておりましたので残念です。

 2015年の産業交流展でマッチングを成立させることができたのは、本当に幸運でした。


 産業交流展2017でも、展示される方、来場される方にとってよい出会いが生まれることを願っております。

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産業交流展への出展で成果を上げるには?

 産業交流展を含め、中小企業を広く集めた展示会では、通常は料金が安価な反面、来場者の客層がマチマチとなりがちです。
 このため、自社が取引したい客層とは異なる来場者の割合が多いということです。
 従いまして、会期当日に待ちの姿勢で出展するだけでは効果が上がりにくいことも予想されます。

 ですので、早めに自社のWebサイトで出展を告知し、事前に想定顧客に出展の案内を行うなど、自社で積極的に集客するという姿勢が大切です。
 すなわち、通りすがりではなく意図して自社ブースに来て頂ける方を増やせるように取り組むということです。

 特にPRしたい自社の製品やサービスの特徴を特定し、関心を集めるような展示を工夫されるといいでしょう。

 なお、来場者だけでなく、出展者が自社にとっての顧客・ビジネスパートナーになる可能性もあります。産業交流展と同時開催される、「新価値創造展」を含めどのような事業者が出展しているのか、事前に把握しておくといいでしょう。
 産業交流展の運営事務局がビジネスマッチングの支援を行っていますので、そうしたサービスの活用も検討するといいでしょう。

 リアルの展示の場と、Webでの情報発信を組み合わせ、相乗効果を発揮できるようにするといいと思います。

 なお、過去3年分の回で産業交流展のビジネスマッチングデスクを務めた経験で述べますと、産業交流展の開催事務局から案内される、自社の出展内容の説明については、しっかりと書くといいと思います。
 来場者は、自身に関心のある展示内容を、開催案内のキーワード検索をして事前に当たりをつけている場合があります。
 また、会場でも検索しますし、ビジネスマッチングデスクの担当者が相談に来られた方に企業を紹介する際にも、出展者が自ら掲載している出展内容のキーワードが頼りとなります。
 従いまして、出展内容の説明には、適切にキーワードを散りばめることをお勧めします。

 中小企業向けの展示会では、来場者は企業名だけでなく、出展品のキーワードを頼りに、事前に調べて来たり、会場のパソコン端末で検索したりすることがあります。
 来場者の業種はバラバラですので、通りすがりではなく、わざわざ自社のブースを訪ねてくる来場者を増やす工夫と努力が肝要です。
 そうした来場者は、通りすがりの方に比べればごく少数でも、顧客やビジネスパートナーになる可能性が高いのです。

 なお、このことは、産業交流展に限るものではなく、全ての展示会についていえることです。
 事務局に提出する出展内容の説明文は、後で修正することはできませんので、注意が必要です。

 展示会当日、自社ブースにおいて来場された方とは早めに名刺交換をして、その方の属性を確認するといいと思います。
 例えば来場者が経営支援機関の方の場合、直接の顧客とはならないでしょうが、何かの機会に商談につながるような紹介をしてくれるかも知れません。またビジネスパートナーを紹介してくれる場合もあります。
 相手の属性に応じて、自社の製品やサービスをどのように紹介するか、事前に準備しておくといいでしょう。

 自社のブースに誰か訪問客がいると、他の方も入ってきやすくなります。 直接顧客になりそうもない訪問客も、「うまく利用」するといいと思います。

※ブログ(売れる理由づくり)/「産業交流展2017が開催されます」


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中小企業による展示会の出展に利用可能な補助金・助成金

 前述のとおり、産業交流展の出展料は安価なほうですが、民間企業が企画・運営する業界特化型の展示会は出展料だけで数十万円程度かかることが多いです。装飾代等を入れますと100万円程度以上かかることも少なくありません。

 中小企業による展示会出展に伴う費用が対象となる補助金・助成金には次のようなものがありますので、ご参考にしてください。。

 ・小規模事業者持続化補助金(国)
 ・下請中小企業・小規模事業者自立化支援対策費補助金(国)
 ・市場開拓助成金(東京都)
 ・新・展示会等出展支援助成事業(東京都)
 ・受注型中小企業競争力強化支援事業助成金(東京都)

 こうした補助金・助成金を活用する場合には、入念な事前計画を立てて取組みことが肝要です。


※参考
 コラム「小規模事業者持続化補助金」 ってどんなもの?

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知財経営研究社

2017年10月14日